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2009年03月09日 | 東京 ☁

経済ってそういうことだったのか会議

経済ってそういうことだったのか会議 (日経ビジネス人文庫)
佐藤 雅彦 竹中 平蔵
日本経済新聞社
売り上げランキング: 33
おすすめ度の平均: 4.5
4 竹中平蔵さん参加 経済が大混乱の今こそ、経済の入門書として、、、
5 すっごくわかりやすい経済入門
4 続編が読みたい
5 対談形式なのが分かりやすい
5 対談形式の良さが発揮されている


佐藤雅彦と竹中平蔵が対談形式で経済について語る本。
両氏共に結構好きなので読んでみた。

佐藤氏が経済の基礎的な部分についての質問をぶつけていき、
竹中氏が淡々と分かりやすく回答する形で進む。

佐藤氏の質問が、本当に根本的・本質的な部分についてのもので、
竹中氏がそれに対して的確に分かりやすく答えているので
経済って何?ってレベルの、経済初心者?におすすめ。
というか僕がそれなので非常に興味深かった。

佐藤氏は当然経済に対してもそれなりの知識があると思うんだけど、
それを分かりませんという「ふり」をして質問しているのではなく、
『で、そもそもこの経済の仕組みってどうなの?』という疑問を持っているのでそこからくる疑問を素直にぶつけているという印象。
僕自身がそういう疑問を強く持っているので
質問内容がとにかくいいところを突いていて。

そもそもこの本は2000年に出たものみたいなので内容は古い。
新通貨ユーロってどうなのよ?とか。
でも今読むからこそ興味深いというような話もかなりある。
今の経済危機に至る流れに対する懸念がちらほら見えていたり。

あと経済とは全然関係ない部分でとても面白かったのは、
佐藤氏が以下のように語る部分。
どの仕事にもたくさんの課題があるように、広告も一つのCMを作るのにいくつもの問題を抱えます。予算が少ない、期間はこのくらいまでに作ってくれとか、このお菓子の認知率を何十%以上にしたいとか、十五秒CMしか作れないとか、〜中略〜 ・・・・・・いっぱいあるわけですよ。
電通の営業なら営業の悩みがあるし、マーケにはマーケの悩みが、もういっぱいあるんです。だけど、「ちょっといい」くらいのアイデアだと、営業の悩みはちょっと解決できるけど、マーケの悩みは解決できないな、みたいなのがあるわけですね。
 ところが本当にすごいアイデアは、一気に全部解決しますね。あれ、すごいですね。「スコーン」のCMのアイデアは、いろんな立場の人の問題を一気に解決してしまいます。
 スポンサーも認める。流通も認める。消費者も認める。予算的にもOK、納期的にもOK。そういうのは、ふつう対立するんです。みんなそれぞれ自分の利益があるから「こうしてくれるといいな」って、表立ってケンカはしませんけど、無言で対立しえますね。でも、それを全部クリアするのはアイデアなんです。それもいきなり、どこからどうやってやってきたのかもわからないような、非連続のアイデアなんです。
おお、と思った。

というのは前にこの話をみて、やはりおお、と思っていたから。
アイデアというのはなにか? -ほぼ日刊イトイ新聞
長くなっちゃうけどこれも少し引用。
・・と思ったけどどこ引用すればいいかわかんないからやっぱやめた。
任天堂の宮本茂さんが、
色々な問題を一気に解決するのが本当の「アイデア」だ
という話をしていた、という話。

最初これを読んだとき、
こういうアイデアって極稀にあるのは実感あるんだけど、
それを常に狙って仕事してる人がいるというのに衝撃を受けて。

僕が尊敬する人、凄いと思う人を挙げると
宮本さんも佐藤さんも確実に挙がるんだけど、
その2人が共通してこういう考え方を持っているという事で
今回また衝撃だった。

・・というわけで余計な部分の方が長くなったけど
とにかく結構面白い本だった、という話。

佐藤雅彦氏の本だとあとはこれとか面白かった。
プチ哲学 (中公文庫)
佐藤 雅彦
中央公論新社
おすすめ度の平均: 4.5
5 いい!これ!!
5 これが知性だ
4 ちょっとだけ深く考えてみよう
5 哲楽入門編。
4 ちょっとだけ前向きに何故を考えてみる


ちなみに佐藤氏はピタゴラスイッチの人ね。
ピタゴラ装置DVDブック1
ポニーキャニオン (2006-12-01)
売り上げランキング: 608

この記事へのコメント
引用元は読んでいませんが、
各方面への気遣いとかやさしさってものを根底にした提案が
全方向的にWin-Winの関係を生み出して、それが結果として
「アイデア」として認知されていくのかな、なんて感想を
持ちました。

大きな成功にリスクや犠牲は付き物だ、なんてことを言いますが
結局後になってそういった犠牲が大きな成功を食いつぶして
しまうことも多いように思います。

紹介された本は文庫ってのがうれしいですね。私も買ってみよう。
経済ド素人本としては、ちくまプリマー新書の『景気ってなんだろう』も
わかりやすくておすすめです。
ド素人の私が言うんだから間違いないです(笑)。
Posted by Masaki at 2009年03月09日 11:49
最近意地になって日経新聞読んでるけど、あんまし面白くないのよねー。  眠くなってくるし。。

本読むことは良いことだね〜。ボボコフ昔から本読んでたっけ?
Posted by おさる at 2009年03月09日 21:41
■Masakiさん
みんなが幸せなんてアイデアはそうそうお目にかかれるものじゃないんですが、確かにそれこそがアイデアなのかなと思います。
僕は図書館で借りて読んだんですけどねw
>『景気ってなんだろう』
借りてみますw

■おさるさん
日経は難しい・・
裏を読み解くのが。

基本的に本は読まないよ。
昔は特に読んでない。
本当に興味のある本だけ時々読む感じ。

やっぱり色々見聞きしてると本を読むのはすばらしいみたいな話になるから、
じゃあ読んでみようかと去年は意識して何冊か読んだんだけど、
こんな本時間の無駄だと思うようなのが多くて結局元通り。
Posted by ボボコフ at 2009年03月10日 10:10
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