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2006年08月09日 | 東京 ☔

子供を育てるという事

前々からこういう話は一度書いておこうと思っていたんだけど。
非常に伝わりやすい良いエントリがあったので
それをきっかけに書いてみる。

常識的な安全と、紙一重のところに存在する危険と
子どもたちを見てると、生きていることに安堵する。普通に日常を送っていることに感謝する。「常識的な安心」なんていう信頼が、ある日突然、自分の前で崩れるかもしれない、と。それがたまたま、自分は経験していないだけなんじゃないかと。
でもね、本音でいえば、子どもなんてものは特に三歳くらいまでは、「無傷で生かしておくだけで精一杯」ってのが、かなり現実的なとこだと思う。
僕も同じような事を常々思っているし、
実際その通りだと思う。

僕と嫁さんはどうも一般的な人よりも
その辺りの意識が強いみたいだ。

「そんなの心配し過ぎだよ」とか
「そこまで考えてたらキリがない」とか
「過保護だ」とか言われたりする。

僕なんかは胸を張って「それで結構」って言えるんだけど
嫁さんはどちらかと言うと自分に自信がないタイプだし
あまり頻繁に言われると不安になったりする。
「本当に心配し過ぎで私達が変なのかな?」とか。
その度に僕は「そんな事はない」と言ってるけど。

息子は明日で1歳10ヶ月。
食物アレルギーはあるけど
特に大きな怪我や病気もなくスクスク育ってる。
幸運だと思う。

子供なんて、いきなりありえないような転び方したりするし
予測なんかできっこないような事故がいつでも起こり得る。

そんな中、予測できる危険だけでも極力取り除いてやるのは
親として当然だと思っている。

時々TVで取り上げられるニュースなんかで
世間が「それは親の注意不足だ」なんて言うようなものがあるけど
実際その手の「注意不足」が全くないと
胸を張って言える人なんているんだろうか?

うちの子だって「一歩間違えれば危なかった」なんて事は
今まで何度かあったし、
誰でも多かれ少なかれそういう部分はあって
結果として無事に済んできたのは
やはり単に運が良かったという面があると思う。

そういう意味でも本当に
「子どもなんてものは特に三歳くらいまでは「無傷で生かしておくだけで精一杯」」
なのである。

だから僕はいくら心配しても「心配し過ぎ」なんて事はないと思うし
「キリがない」けれど最大限の努力はしたいのだ。
「過保護」なんてのは論外。
過剰に子供を保護するような事まではしてない。
目を離した隙に誤飲する可能性のあるものは除けるとか
ベンチの後ろに枯れ枝があれば支えておくとか座らせないとか
万一事故があった時に世間が「親が配慮するのが当たり前だ」と言いそう事を
事前に徹底しているだけだ。

逆に僕ら夫婦から見ると、
周囲の人はその辺随分と楽観的だと思うし
その状況で不安じゃないのかな?と思う事が多々ある。

結果的には多くの子が無事成長していくわけで
そういう人達に言わせれば
「大丈夫だったよ」って事になる。

何事も無かったのは本当に良かったと思うけれど、
「だからそんなに心配しなくても大丈夫」
なんて無責任極まりない事を言うのはやめて欲しい。

もっと注意していれば、なんて後から思っても遅いんだから。

子供が自分できちんと危機管理できるようになるまでは
とにかく無事に育つよう努力するのが最低限の親の勤めだ。

同時に、ちゃんと危険を認識できる子に育てるってのも必要かな。
その辺欠けてる人って結構いるみたいだし。
タグ:育児
by ボボコフ | Comment(8) | TrackBack(0) | 日記:息子 | edit
この記事へのコメント
激しく共感!!
心配ってのはいくらしても足りないと思うし、
過保護というのはそういう場面で使うには不適切ですよね。
もうすぐ4歳になる今だって、無傷で生かしておくだけでホントに精一杯です。
そこにしつけや本人がほんの少し自分にできる注意が加わっただけで、本質的には何も変わらない。
最近はその注意がない親が多いですよね。
道路で野放し、公園で子供はほったらかしで親同士がペチャクチャ、
人に危害を加えたり危険に気付いても「○○ちゃん〜!」と呼ぶだけで怒りもしないしつかまえにも行かない。
これじゃ、子供もどこが危なくて何をしてはいけないのか分かるはずもないし、
本当に何かあってからじゃ遅いっていつも思います。
でも、いつもピリピリ気を張って母一人子一人で出かけるのも本当に疲れるというのも事実・・・。
命の危険にかかわることはもちろん別として、転んだりぶつけたり、多少の痛い目を見て覚えていくことも大事だ、と最近は大目に見るようにしています。
無事に元気で大人になれるって本当に幸せなことだなぁ、
と最近いつも実感してますw
Posted by mishasha at 2006年08月09日 17:25
>過保護というのはそういう場面で使うには不適切ですよね。
ですよね。

>でも、いつもピリピリ気を張って母一人子一人で出かけるのも本当に疲れるというのも事実・・・。
ウチの嫁さんもその辺はやはり相当しんどいみたいです。

なんだかんだいっても僕を含め多くの父親は
母親ほどに子供と時間を共有してるわけじゃないですし
どうしても育児に関しては母親の負担が大きくなってしまいます。

それをちゃんとこなしてくれているわけですから本当に頭が下がります。
母親は偉大ですw


危険を回避できるようにする為には
やはりある程度は実感させないといけないので
敢えて痛い思いをさせるというのももちろん大切ですよね。

この点に関してはどちらかと言えば父親よりの仕事なのかなと思っているので
割と積極的に痛い思いをさせてますw

ただ、「結果的に痛い経験をした」というのと
ある程度計算の範囲内で痛い経験を「させた」というのは
違うんですよね。
もちろん全てをコントロールするなんて無理ですが。
Posted by ボボコフ at 2006年08月10日 15:35
こんにちは、リンクいただきました「S」でございます。
危険回避、ってのは重要なんだけど、ず〜〜っと気を張ってるのはキツい。
ってことで、まあ、同様の状態の仲間内といるときに、その辺の共通項がある気楽さから、ついつい気を抜くこともあるわけで。
そういうときなんですよね、他者の批判の視線を浴びる時って。
そういうのも「生活」だなあ、とは思いますね。
まあ、度を過ぎる人ってのも目につくときはあるんですけどね。

だいたい小学校の二年生くらいになると、まあ、それなりに親が安心できる年齢になる。
しかしこういう年齢って、事故や事件で報道されるケースが多いんですよね。
なんというか、無念というかたまらない思いをしますね、こういう報道は。
Posted by at 2006年08月10日 17:03
コメントありがとうございます。

>ってことで、まあ、同様の状態の仲間内といるときに、その辺の共通項がある気楽さから、ついつい気を抜くこともあるわけで。
ウチの嫁さんなんかの場合は
そういう時こそ特に気を張ってるので
周囲とのギャップが余計きついんですよね。

>だいたい小学校の二年生くらいになると、まあ、それなりに親が安心できる年齢になる。
小二ですか。
先は長いですw

>事故や事件
たまらないですね、本当に。
人為的なものは尚更です。
Posted by ボボコフ at 2006年08月10日 17:33
はい、うちの息子たち
小学校に入ってから119のお世話になってます。
上は公園の遊具に引っかかって通りすがりのヒトに
レスキューに連絡して助けてもらい
下はもののみごとに自動車にはねられる。
・・・自動車にはねられた以外にも
頭を強打しまくっているので、なんべんCTスキャンとって
そのたびにはらはらしたことか。
さすがにいまは3年と5年になったので多少はマシなのですが
「やばい」ことをいちいち教えてやらないといけません。

父親の方が呑気なのはどこの家庭でも同じですw

なめていた割り箸(りんごあめ、か何か)が転んで
小脳に刺さったのを見落とした医療機関にミスがあるかの
裁判のニュースを見てから
棒状のものを口にくわえるたびに
危険性を口をすっぱくして子ども達には言うてます
気にしていない親御さんが多いのですが
致命的になりうる出来事からは遠ざけるのも親の勤め。

Posted by (まめ)たぬき at 2006年08月11日 19:07
自動車は怖いですね。。
まるっきり予期できないような状況もあり得ますしね。

>致命的になりうる出来事からは遠ざけるのも親の勤め。
そう、これなんですよ。

ちなみに僕自身小さい頃は
棒状の物をくわえて歩くと親に怒られたんです。
転んだらのどに刺さるからって。

当時の僕はそんなわけないだろ、と思いつつ
「怒られるから」という理由でそれをやらないようにしていた記憶があります。

で、逆の立場になった今思うのは
「怒られるから」じゃなくて「危険だから」というのを
きちんと理解して欲しいという事です。

どうやったら理解してくれるのか考え中です。
Posted by ボボコフ at 2006年08月12日 02:39
NHK「知るを楽しむ」第3回はオススメというか
見ておいて損はないというか…

http://www.nhk.or.jp/shiruraku/200608/monday.html#3

初回放送は終わったので、再放送になります。
8月28日午前5:05〜5:30
Posted by ローゼンカバリー at 2006年08月23日 12:13
いい情報ありがとうございます。
忘れずに見たいと思います。

面白そうな番組ですね。
Posted by ボボコフ at 2006年08月23日 13:08
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