ボボコフのブックマーク → ブクマページ
2005年10月06日 | 東京 🌁

任天堂の戦略

ちょっと前に、「任天堂の岩田社長の手腕は凄すぎる」
みたいな内容の記事を一生懸命書いたのだが
なんかうざいと思って消した。

でもまた気が向いたので書いてみる。
こんなことなら消さなきゃ良かった。

岩田さんの手腕が
本格的に発揮され始めた(できるようになった)のは
DSからだと思うのだが
それ以降の任天堂の戦略は凄まじい。

DSが発表された時の反響は、
それ程大きなものじゃなかったと思う。

僕自身も、
「PSPはあの仕様で成功なんてありえない」とは思っていたが
DSがここまでの勢いで伸びるとも思っていなかった。
GBAもあるし。

しかし今やDSは国内300万台を軽く突破し、
ライバルと言われていたPSPを大きく引き離している。

この状況を作ったのは岩田さんの力によるものが
かなり大きいんじゃないかと思っている。
ここまでの一連の流れは、以前の任天堂のそれとは
まるで違っているから。

流れを振り返ってみる。

まずDSの立ち上げ時。
PSPの出鼻をくじくタイミングと価格。
PSPは未完成?な状態で赤字覚悟でばら撒く羽目に。

そして任天堂は同発タイトルに
自社の有力シリーズをズラリ揃えた。
マリオ、ワリオ、ポケモン。
さらにヒトフデやバンブラといった新しいもの。
サードも含めると全部で12タイトル。

CMにはウタダを起用し話題に。
ニンテンドーワールドのような大規模なイベントや
渋谷等での体験会で実際に触れさせる場も多く作る。

これによりとりあえず垂直立ち上げに成功。
その後もヨッシーやカービィといった人気所を投入。
ここまでは既存任天堂ユーザー中心に売れたと思われる。

で、ターニングポイントとなる
タッチジェネレーションの展開へ。
エレクトロ プランクトン、
nintendogs、DSトレーニングといった
既存のゲームの枠に収まらないタイトル群。

さすがにここは「賭け」だったと思う。
コケる可能性も大いにあったはず。

が、ここでも再びウタダCMや体験会、
任天堂仕様の山手線や任天堂には珍しい中吊り広告。
かなり積極的なプロモーションを展開した。

その効果もあってか、これがまた大成功。
ライトユーザーを大量に獲得し始める。
この新機軸タイトル群をタッチジェネレーション、という
一つの括りにしたのも効果的だった。

そして夏。
夏休みのど真ん中でジャンプ投入。
任天堂が積極的に働きかけて実現したタイトルらしい。
これは当然ヒット。
得意の低年齢層はここまででもうガッチリ掴んだと思う。
ナルトもしっかり売れたようだし。

PSPは9月、新色とウイイレ投入で建て直しを図る。
そこで対抗したのはなんとGBAの新型機GBミクロ。
これはDS、GBAが掴めていない大人層を狙った商品。
それはPSPが狙う層でもある。

そして任天堂はここでもCMを大量投入。
かなり効果的な内容だったと思う。
スーマリのGBMの威力はドラクエと双璧だと思った。

結果、GBミクロもヒット。
PSPも伸びたがGBM、DSに及ばず。
僕の感覚ではPSPはここが最後のチャンスだったと思うが
失敗に終わったと言うしかない。

トドメとばかりに年末にはマリカ・ぶつ森によって
WiFiサービスの開始が予定されている。
これは今までネットゲームとは無縁だった層を
まとめてネット接続まで持っていけるほどの
強力なコンテンツだと思っている。

で、いよいよその発表が、、と思ったら
発表はそれだけではなく、今回の大量新作発表。

小出しにするよりもインパクトがあるのは明白。
WiFiの発表と同時にする事でその効果はさらに増す。

しかもこのタイミングは、
GBミクロをしっかり売ってから、、という狙いも見え隠れ。
「その売り方は大人げない!」w

というわけで、
ライバルに一分の隙も与えないここまでの戦略は
ほとんど完璧だったように思う。
一番上からその流れを指揮したのはあのメガネのおじさん。
とんでもない手腕だと思う。
そしてそれを抜擢した組長もw

以上を踏まえて考えると
僕はレボにも期待せずにはいられない。

仕様だけ見ればコケる可能性も化ける可能性も秘めている。
これはDSと同じ。

大きく違うのはDSの場合は任天堂が握っている携帯機市場、
レボはSCEが握っている家庭用市場だという事。
レボは挑戦者の立場になる。

しかしそれを考慮しても、
岩田さんが自慢の手腕で何とかしてしまうような気がする。。

レボとDSの違いと言えばもう一つ。
レボにはDSの成功という前例がある事。

さて、どうなりますやら。


この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのTrackBack URL